日本物理教育学会北海道支部>活動報告
○ 支部長挨拶13:00 ○ 中学校・高等学校科学部生徒による研究発表 13:05~14:10 (1) 札幌市立米里中学校科学部 「望月寒川魚類調査」「水路に住むトゲウオ調査」「フードリサイクル堆肥栽培実験」 (2) 札幌市立向陵中学校科学部 「人工胃酸の研究」「ケミカルライトの研究」 (3) 北海道札幌啓成高等学校科学部 「炭酸水の凍結の研究」 (4) 北海道札幌北高等学校物理化学部 「氷山はなぜ回るのか~高緯度での海洋−海氷相互作用~」 ○ シンポジウム「中学・高校・大学をつなぐ物理教育」(教員対象)14:15~15:30 パネリスト: 三浦英悟(札幌市立琴似中学校)、古川恵美子(札幌市立陵北中学校) 細川直久(札幌市立発寒中学校)、中道洋友(札幌北高等学校) 司 会:横関 直幸(札幌清田高等学校) <テーマ> ・中学校での指導を踏まえた高等学校「物理基礎」は、どうあるべきか。 ・様々な物理現象に対する適切な概念を、いかに育てていくか。 ・すべての生徒のための「物理教育」とは、どうあるべきか。 <話題> ・数学的な扱いをどうするべきか。数学を用いた説明では物理概念は形成しないのか。 ・「はじき」で覚える生徒たち (速さの概念が形成されているか、否かを、確かめるには) ・sinやcosを用いない指導 (3力のつり合いの指導法の検討) ・力のつり合いと作用・反作用 (水平なバネに加える力とばねの伸びの関係・・・サプライズの工夫) ・電池と豆電球による単純な回路が、生徒にはなぜ単純に見えないのか ・等加速度直線運動の公式を導く意味とは何か (公式に数値を当てはめる段階を乗り越えるために何が必要か)